ベトナムを訪問中の菅前総理がフック国家主席らと相次ぎ会談し、南シナ海での実効支配を強める中国を念頭に、安全保障分野での協力を強化することで一致しました。
菅前総理はきのう、ハノイ市内でベトナムのフック国家主席と会談し、両国間の人的交流や地域交流を強化することで一致しました。
また、それに先立ち菅氏はチン首相とも会談を行いました。
菅義偉 前総理
「世界のどこであっても、力による一方的な現状変更は認めることができない」
菅氏は昨年末に日本政府が安保3文書を改定したことを機に、ベトナムとの連携を強化していきたいと述べたうえで、日本からの防衛装備品の移転など協力の進展を呼びかけました。
一方、チン首相は南シナ海での中国との領有権問題について日本側の理解と協力を求め、日本との安全保障面での協力を具体化していく考えを示しました。
 
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