フランスのカンヌ国際映画祭で、最高賞「パルムドール」を競うコンペ部門で綾瀬はるかさん主演、是枝裕和監督の作品が公式上映されました。

記者
「いま是枝監督、綾瀬はるかさんらがレッドカーペットを歩いています。こちら現地でも『非常に楽しみだ』といった声が多く聞かれます」

カンヌ映画祭で8年ぶりの「パルムドール」受賞が期待される是枝裕和監督の最新作「箱の中の羊」。綾瀬はるかさんと千鳥の大悟さんが夫婦役を演じ、亡くした息子の姿をしたヒューマノイドを迎え入れる家族の物語です。

公式上映の後、劇場では10分近く拍手が続きました。

作品を観た人
「新しいテクノロジーや人工知能について、こうした視点で捉えるのは本当に新鮮だと感じました」
「演技は素晴らしかった。日本の映画が常に持ち合わせている、おとぎ話や自然、そして現実生活との調和は、まさに完璧です」

上映を終えて取材に応じた出演者たちは…

綾瀬はるかさん
「本当に上映中にここで笑いが起こるんだとか、反応がまた日本の方とは違ってすごい新鮮でそれも含めて一緒に体感できたのが、とっても面白かったです」

千鳥・大悟さん
「当然初めてだったので、すごいビックリしたのと映画館もすごいし、ポップコーン入れるところもない。〔Q.大悟さんが(映画で)自然だったので、本物の俳優さんのようでした〕いえいえ、本物の俳優でした」

是枝監督は。

是枝裕和 監督
「2時間集中を切らさずに見てくれたなという、笑ってくれましたし、そのへんは良かったな、届いたなという感じはありました」

コンペ部門には他にも濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」、深田晃司監督の「ナギダイアリー」がノミネートされています。

結果は23日に発表されます。