人工知能(AI)スタートアップの米アンソロピックは、米クラウドサービスプロバイダーのアカマイ・テクノロジーズと18億ドル(約2830億円)規模のクラウドコンピューティング契約を結んだ。AIソフトウエアへの急増する需要に対応する。事情に詳しい複数の関係者が非公開情報として匿名を条件に明らかにした。

アカマイは7日、「先端的な基盤モデルプロバイダー」と7年間のクラウドコンピューティング契約を締結したと発表したが、社名は明らかにしていなかった。

アンソロピックはコメントを控えた。アカマイは開示済み内容以外についてコメントしなかった。

アカマイのトム・レイトンCEOが18億ドル規模のAIクラウド契約について「ブルームバーグ・オープン・インタレスト」で語る

アンソロピックではここ数カ月、自社のAIツール「Claude(クロード)」への需要が急増している。コーディングなどの作業効率化に同ツールを利用する顧客が増えているためだ。同社はアカマイに加え、アルファベット傘下のグーグルからクラウドサービスの提供を受けている。

また先週6日にはイーロン・マスク氏の米宇宙開発企業スペースXとの提携を発表しており、アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)はその後のカンファレンスで、コンピューティング資源の追加確保に向け「可能な限り速く取り組んでいる」と述べた。

アカマイの売上高は大半をコンテンツ配信ネットワーク(CDN)とサイバーセキュリティーサービスが占めるが、同社は新たな成長機会を求め、コンピューティング分野への展開を強めてきた。アンソロピックとの契約規模は同社史上最大となる。

原題:Anthropic Inks $1.8 Billion Computing Deal With Akamai (1)(抜粋)

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