イラン戦争伴うホルムズ海峡の閉鎖を受けて建設資材の供給不安が続く中、マンションの売主から引き渡し予定日の変更可能性を通達する動きが現れ始めた。

2027年8月下旬から順次入居予定のザ 豊海タワー マリン&スカイに関して、売主の三井不動産レジデンシャルは4月末、今後の中東情勢などの影響で引き渡し予定日に変更が生じる可能性があると契約者に通知した。同時点で延期は生じていないという。また予定と異なる建材を使う可能性にも言及した。

三井不動産の広報担当者は、具体的な物件数については明らかにしなかったが、他の物件でも同様の通知を出しているという。

東京の高層ビル(25年2月)

原油やナフサの供給懸念で、塗料や断熱材、ユニットバスなど多くの建築資材で出荷の停止や制限、価格高騰などが起きている。

建設業界への影響を巡っては、全国建設業協会が「工事の中止や遅延が避けられない状況も発生している」として、政府に対して需給改善などについて要請したと発表していた。

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