米マクドナルドは、内容を充実させたお得なメニューやサイズを大きくしたハンバーガーで1-3月(第1四半期)は集客に成功したが、消費マインドの悪化で第2四半期は苦戦しそうだとの見通しを示した。

マクドナルドは1-3月の業績は好調だったが、4-6月はイラン戦争を原因とするガソリン価格の上昇や、キャンペーンが成功した昨年との比較により「大幅な減速」が見込まれると警告した。クリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は7日のアナリスト向け電話会議で、消費者の間で「不安が高まっている」と指摘した。

同社では新商品がこの打撃を和らげてくれることを期待している。最近開始した飲料の新メニューや、近く発売されるレッドブル配合の栄養ドリンクなどだ。値ごろ感も引き続き前面に打ち出し、ソーセージマフィンなどいくつかの商品は3ドル(約470円)に満たないと強調している。

「メニューと値段という点で、当社は現在とても優れていると思う」とケンプチンスキー氏は述べ、「現在の営業環境を考えると、こうした体制が整っているのは本当にありがたいことだ」と続けた。

7日の米株式市場で同社株価は一時2.6%近く上昇したが、午後に入るまでに上げを解消した。年初来では7.5%余り下落している。

ケンプチンスキー氏によると、大口の注文が米国の第1四半期売上高を押し上げた。一方、「エクストラ・バリュー」セットが低所得者層を呼び込み、ニューヨークやシカゴの一部店舗では単品で10ドルもするボリュームたっぷりのハンバーガー「ビッグ・アーチ」は少しぜいたくしたい消費者に受け入れられた。

1-3月の売上高は65億ドル、1株当たり調整後利益は2.83ドルで、いずれもアナリストの予想平均を上回った。

ただ、既存店売上高は3.8%増で、ブルームバーグがまとめた予想平均をやや下回った。

原題:McDonald’s Warns That Consumer ‘Anxiety’ Could Hit Results(抜粋)

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