今回のテーマは「米・イラン“衝突前夜”か?」です。
ゲストの元駐イラン大使・齊藤貢さんがアメリカとイランの「強がり合戦」が偶発的衝突になるリスクが高まっている背景を分析します。
トランプ大統領はガソリンが下がらないなら「短期限定の武力行使→早めに引く誘惑に駆られる可能性」がある。そのため、アメリカが米中首脳会談前の2週間以内に「短期限定の武力行使」に踏み切る確率は50〜60%。一方のイランは「危険海域の拡大」「機雷の追加敷設を示唆」など「ホルムズ海峡の主権はイラン」と誇示する行動に出るだろうとのこと。そして米軍の海上封鎖は実は限界を迎えているようだといいます。
ほかにも「出光丸の海峡通過」はイランの"日本分断策“であり、「イランと話せば通れる」という国際向けメッセージ戦略であること。革命防衛隊「バヒディ総司令官」の役割は?米が提唱する「海上自由航行構想」が日本にとって踏み絵となる危険性。米中首脳会談で中国が原油問題をどう持ち出すか、など本日も齊藤さんの最新情報と分析をお伝えします。
◆出演◆
齊藤貢(関西学院大学客員教授)
一橋大学社会学部卒業、外務省入省。外務省国際情報課長や在アラブ首長国連邦日本国大使館公使、内閣官房内閣審議官等を経て、2012年在タイ日本国大使館公使。2015年駐オマーン特命全権大使。2018年駐イラン特命全権大使。2020年、外務省を退官。専門はペルシャ湾情勢、危機管理。
豊島歩(TBS解説委員)
◆収録日◆
2026年5月1日