アジア系投資ファンドによる工作機械大手「牧野フライス製作所」の買収計画について、片山財務大臣は中止勧告を行ったと明らかにしました。

アジア系の投資ファンド「MBKパートナーズ」による工作機械大手「牧野フライス製作所」の買収計画について、政府は外為法に基づいて事前審査を行ってきました。

片山さつき財務大臣
「国の安全を損なう事態を生ずるおそれがあると認められたことから、本件投資の中止を勧告することが必要不可欠であるとの判断に至った」

片山大臣はこのように述べ、買収計画について、22日付で中止勧告を出したと明らかにしました。会社が作る工作機械は軍事品の製造にも使われていて、安全保障上重要な技術や情報が流出するリスクを考慮したとみられます。政府による中止勧告は2008年以来、2回目です。

勧告を受けたファンド側は「大きな驚きをもって受け止めている」とコメントしていて、来月1日までに対応を検討し、勧告を受け入れるかどうか政府側に回答する予定です。