2030年にはバス運転手が3.6万人も足りなくなる?
高柳光希キャスター:
バス会社が外国人運転手の採用を始めた背景には深刻な「なり手不足」があります。

2017年には全国で13万3000人いたバスの運転手ですが、2030年には9万3000人まで減ることが予測されています。2030年の必要人員が12万9000人とされているので、3万6000人不足するのではないかと考えられています。(日本バス協会の試算)
TBS報道局社会部 寺島記者:
このような傾向は地方都市から始まるイメージがありますが、既に都心でもその波が来ているようです。都営バスでも直近4年間で5路線が休止(3月時点)になっていて、他にも減便がかなり多くの路線であったということです。
都議会や都庁でもこの問題が話し合われていて、いろいろな対策が現在進行形で進めようとされているので、関係者間で「このままだとまずい」という危機感が共有されているのかなと日々感じています。

井上キャスター:
人口が減っているわけではない東京で、バスが5路線も休止になるのはなぜなのでしょうか?
TBS報道局社会部 寺島記者:
バスの運転免許を持っている人が減少していて、バスの運転手になれる人が少ないという点があります。そして難しいのが、待遇を上げていく努力をしてそれを宣伝しても、すぐに運転手の数が増えるわけではないということです。バスの運転手を育てるにも時間がかかります。
そのような「技術を持った人手不足の波」が来ているのだと思います。