はじめに

プレコンセプションケアとは、「性別を問わず、適切な時期に、性や健康に関する正しい知識を持ち、妊娠・出産を含めたライフデザイン(将来設計)や将来の健康を考えて健康管理を行う」概念である。 

2025年5月には、子ども家庭庁より「プレコンセプションケア推進5か年計画」が公表され、現在、自治体・企業・医療機関・教育機関等が一体となってその推進が図られている。

2025年12月に子ども家庭庁が公表した「令和8年度の予算案のポイント」によると、プレコンセプションケアの推進等に関する予算として12億円が計上され、「性との健康の管理の推進」や「妊娠・出産に関する希望の実現」に関して子ども政策の主要テーマと位置づけ、取組を強化する方針が示された。

特に、今年度は5万人のプレコンサポーターの養成に向け、「プレコンサポーター養成講座」が新たに開始されている。

本稿では、2026年度の動向において主要な取組であるプレコンサポーターに着目し、その詳細について整理する。