米アップルの「Apple Watch」「AirPods」などのマーケティングを統括してきた幹部が同社を去った。主要製品群で幹部の交代が進んでいる。

アップルに31年間在籍し、ヘルスケアやスマートホーム事業などのマーケティングに関わったスタン・ヌン氏は16日、同社を辞めると明らかにした。

同氏はApple Watchの初代モデルの構想に関わり、その後、各世代の開発や主要アクセサリーの展開に関与してきた。代表的な功績は初代iPodの立ち上げを支えたことにあり、同製品ラインの重要なマーケティング責任者も務めた。2007年の「iPod touch」など主要製品の発表動画にも出演している。

「Apple Watch Series 5」を発表するスタン・ヌン氏

「アップルでの31年間を終え、きょうが最終出社日となった。アップルで働けたことは喜びであり、仕事を心から愛していた」とヌン氏はビジネス向けSNSのリンクトインに投稿した。

アップルの株式報酬の権利確定日は直近で15日だった。そのため、この時期に退職や転職を選ぶ社員は多い。

ブルームバーグ・ニュースは12日、人工知能(AI)責任者ジョン・ジャナンドレア氏が退社すると報じた。アップルはヌン氏の退社についてコメント要請にすぐには応じなかった。

原題:Apple Marketing Chief for Watch, AirPods, Home and Health Leaves(抜粋)

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