自民党の党大会で陸上自衛官が国歌を斉唱したことについて、小泉防衛大臣は「法的に問題がない」との見解を示しました。一方、野党は問題視していて、国会で大臣を追及しています。国会記者会館から中継です。
小泉大臣は「自衛官の国歌斉唱は問題はない」とした一方で、党大会への出席については「事前の報告はなかった」と明らかにしました。
小泉進次郎 防衛大臣
「国歌斉唱自体が今回、政治的行為にあたることはないと。自衛隊法違反にもあたらないと認識をしています」
おととい都内で行われた自民党の党大会に、現役の陸上自衛官が制服を着て出席し国歌を斉唱したことについて、野党側からは「政治的中立を損ねている」として問題視する声があがっています。
小泉大臣は「職務ではなく私人として依頼を受けたもの」と説明しています。一方で、自衛官の出席については「事前に報告がなかった」として、今後「報告を徹底させる」としています。
自衛隊法では、投票などの選挙権の行使をのぞく、自衛隊員の政治的行為が認められていません。自衛官の国歌斉唱そのものは問題ないとしていますが、現役の自衛官として特定の政党の会合に出席したことの是非については明言を避けていて、政治的中立の観点から丁寧な説明が必要になります。
陸自トップ「不適切だったとは考えていない」 自衛官の自民党大会での国歌斉唱めぐり