AI研究者の今井翔太さんと知能の未来について探求する「AI QUEST」
今回のテーマは【OpenAIの戦略転換と政策提言】です。

先日OpenAIが「政策提言」を発表して話題になりました。
提言の中にはAIの活用で「週休3日制」を推進すべき、AIで生産性が上がり収益性が上昇した企業には課税すべき、等々書かれています。

今井さんはこの提言を「OpenAIの“守りの一手”」と指摘します。
「“Claude Mythos”の登場など最近のAnthropicの成長を見て、現実的なところで勝たないとどうしようもないっていう状況に入っている」

さらに先端AIモデルの防衛利用に関するサム・アルトマン氏の発言を“Spudへの布石”と語ります。
「もしかしたら“Claude Mythos”に追いつくのかもしれない。現状の計算資源と人材を考えると、別にAnthropicだけが優位なわけじゃない」

AI開発の“台風の目”となっているAnthropicとOpenAIの対決はどうなるのか、今井さんと考えます。

◆トークテーマ◆
・OpenAIの戦略転換と政策提言
・OpenAIの政策提言は「守りの一手」
・OpenAIの戦略転換と亀裂
・「AIで稼ぐ企業に課税」の狙い

◆出演◆
▼今井 翔太
1994年生まれ。2024年、東京大学大学院松尾研究室におけるAIの研究で博士(工学)を取得。人工知能分野における強化学習の研究、特にマルチエージェント強化学習の研究に従事。現在は大規模言語モデル等の生成AIにおける強化学習の活用の研究を行う。2024年7月に株式会社GenesisAIを創業し、同社代表取締役社長/CEO。2025年より北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)客員教授。

▼中川 雅博
TBS CROSS DIG with Bloomberg ビジネスエディター
東洋経済新報社で『週刊東洋経済』『会社四季報』の記者・編集者として、自動車、航空、IT業界などを担当。その後NewsPicks編集部に移り、テクノロジー業界を取材。副編集長としてチームを統括。2025年1月にTBSテレビ入社、TBS CROSS DIGで企業・産業コンテンツを担当

◆収録日◆
2026年4月9日