(ブルームバーグ):ソフトバンクグループは10日、発行総額4180億円の国内ハイブリッド社債(劣後特約付き)について、当初5年間の利率を年4.97%に決定したと発表した。同社が発行する個人投資家向けの円建て債では最高水準となる。
公表資料によると、発行するのは年限35年の劣後債で、5年後に期限前償還がある。調達した資金は2026年6月に初回任意償還を迎える社債の借り換え資金などに充当する予定だ。
ブルームバーグの集計によると、今回債の利率は金融を除く日本企業の個人向け円建て社債で過去最高となる。同社は人工知能(AI)への巨額投資を加速しており、米OpenAIなどへの投資拡大に伴う財務余力や流動性の悪化懸念、格下げリスクが意識されている。

ソフトバンクG傘下のソフトバンクも、初のユーロ建て社債の発行を検討している。関係者によると、6年債と10年債の固定利付シニア無担保債を軸とした起債を想定しているという。
同社株価は年初来約14%下落、信用リスクを示すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は約20%拡大した。
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