イランへの軍事作戦に非協力的だとしてNATO=北大西洋条約機構の脱退に言及しているトランプ大統領が、NATOの事務総長と会談しました。

NATOのルッテ事務総長は8日、ホワイトハウスを訪問し、トランプ大統領と会談しました。

会談は非公開で行われましたが、トランプ氏はイランへの軍事作戦をめぐり、NATOが非協力的だとして不満を募らせ、脱退に言及していて、脱退をめぐっても議論されたとみられます。

トランプ氏は会談後、SNSに投稿し、「我々がNATOを必要とした時、彼らはいなかった。今後また必要になったとしても、彼らは来てくれないだろう」と改めて強い不満を表明しました。

一方、ルッテ氏もCNNテレビに出演し、「トランプ氏は明らかに多くのNATO加盟国に対して失望している」と話しました。

ルッテ氏はトランプ氏に対し、NATOが行った協力についても説明したと話しましたが、トランプ氏は矛を収める姿勢を見せていません。

こうした中、8日付の「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、トランプ政権がイランへの軍事作戦に非協力的だとみなした国から、協力的だとみなす国へアメリカ軍を再配置する案を検討していると伝えています。