事実上の封鎖となっているホルムズ海峡で、イラン側が通航料として原油1バレルあたり1ドル程度を徴収していると報じられました。どのような仕組みとなっているのでしょうか。
ロイター通信は現地メディアの情報として、首都テヘランと近郊のカラジを結ぶ高速道路の橋が2日に攻撃を受け、少なくとも8人が死亡、95人がけがをしたと報じました。
トランプ氏はSNSに橋を攻撃したとする映像を掲載するとともに、「イランは手遅れになる前に合意を結ぶべき時だ」と投稿しました。その後も…
トランプ大統領(SNS)
「次は橋、そして発電所だ!」
イランに対する圧力を強めることで、戦闘終結をめぐる協議での合意を迫っています。
イランのアラグチ外相は、民間施設への攻撃は「敵の敗北と道徳の崩壊を知らしめるだけだ」と非難しました。
こうしたなか、原油輸出の要衝ホルムズ海峡をめぐり、ブルームバーグ通信が報じたのは。
ブルームバーグ通信
「原油1バレル=1ドルから交渉開始」
イラン側が通航料として、1バレルあたり1ドル程度を徴収しているという情報です。
ブルームバーグによると、仕組みはこうです。まず、イラン側に船籍や貨物の中身、目的地などのデータを提供します。船舶がイランが敵対視する国と関係がないか審査され、審査を通ると通航料の交渉が始まります。
ブルームバーグ通信
「イランは国ごとに1から5の格付け制度を設けており、友好国の船舶ほど有利な条件を得やすい」
支払いは人民元や暗号資産となり、支払い後に許可コードが発行されるということです。
ただ、超大型のタンカーはおよそ200万バレルの積載能力があり、1バレル=1ドルの場合、通過に200万ドル=およそ3億円かかることになる計算です。
東南アジア各国“ホルムズ海峡の通航許可得た”と相次ぎ発表 イランとの個別交渉 一部の船はすでに通過