(ブルームバーグ):先週の米新規失業保険申請件数は前週から減少し、2年ぶり低水準付近となった。レイオフが低水準にとどまっていることが示唆された。

今回の失業保険統計は、最近の他のデータも踏まえると、労働市場が依然として「採用も解雇も低水準」の局面にあることを示している。新規申請件数はここ数週間、比較的低い水準で推移しており、雇用主が採用を抑える一方で、既存の従業員は維持している状況がうかがえる。
今週発表された別の統計によれば、2月の採用は約6年ぶりの低い伸びとなった。また米民間再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが2日発表したデータによると、1-3月(第1四半期)に米企業が発表した人員削減は21万7362人と、同四半期としては2022年以来の低水準だった。
ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のイライザ・ウィンガー氏は「新規失業保険申請件数は7週連続で前年水準を下回り、平均で約1万6000件少ない状態だ。テクノロジーをはじめとする一部分野ではレイオフが増加しているものの、申請件数の低い水準は企業が広範には人員削減を進めていないことを示唆している」と指摘した。
週ごとの変動をならした新規失業保険申請件数の4週移動平均は20万7750件に減少。新規申請件数は季節調整前ベースでも減少した。州別ではミシガン、ジョージア、アイオワで減少幅が大きかった。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:US Initial Jobless Claims Fall to Just Shy of Two-Year Low (2)(抜粋)
(統計の詳細やコメントを追加し、更新します)
--取材協力:Julia Fanzeres.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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