新年度を迎えたきょう、一斉に入社式が行われました。学生優位の“売り手市場”が続く中、目立ったのは“体験型”の入社式です。

黄金色のビールを流し込む新入社員。「サッポロビール」の入社式です。36人の新入社員が参加し、ビールメーカーならではのビール注ぎ体験が行われました。

三井住友銀行 福留朗裕 頭取
「一緒に頑張りましょう」

合わせて658人が参加したのは、三井住友銀行の入行式。今年は初任給を4万5000円引き上げ、30万円にしました。

三井住友銀行 新入行員
「(初任給が)上がったのは率直に嬉しかったです」

人手不足を背景に学生優位の“売り手市場”が続く中、7割近くの企業が初任給を引き上げています。それだけでなく、新入社員に自分の企業を好きになってもらうため、今年、目立ったのが“体験型”の入社式。

時計メーカーの「セイコー」で新入社員が挑んだのは、100メートルの日本記録でストップウォッチを止める「9.95チャレンジ」。正確な時間が“ウリ”の時計メーカーならではの演出です。

「30年後、皆さんはどんな未来を築いているでしょうか?」

大手商社の「伊藤忠商事」では、新入社員が自分の“30年後の姿”を体験。AIを活用して作った写真で、新入社員に未来で活躍する自分の姿を想像してもらう狙いです。

新入社員
「映像を見て、少し恥ずかしいような、嬉しいような気持ちだったが、新しい技術をうまく活用しながら、会社に貢献できるようになりたい」