ベッセント米財務長官はホルムズ海峡の再開に楽観的な見方を示すとともに、トランプ政権として世界的な原油供給不足への対応を着実に進めていると述べた。

ベッセント氏は30日、FOXニュースのインタビューで「いずれ米国が海峡の主導権を取り戻し、航行の自由が確保される。米国による護衛、あるいは多国籍の護衛を通じ、それは実現する」と語った。

また、世界の原油市場が「日量1000万-1200万バレル程度の供給不足にあり、われわれがその不足を補っている」と発言。国際エネルギー機関(IEA)による協調的な戦略備蓄の放出が、この不足分のうち日量約400万バレルを補っていると述べた。

さらに長官は、「すでに海上にあった」ロシア産およびイラン産原油について、トランプ政権が制裁の適用を除外した措置にも言及。「両国の政権に新たな資金が入るものではない」と語った。

ホルムズ海峡が事実上封鎖されるなか、原油市場などでは、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の活動で紅海経由の供給も再び混乱するとの懸念が出ている。

この点について問われたベッセント氏は、「フーシ派はこれまでのところ非常に静かだ」と述べた。

フーシ派は28日にイスラエルに向けて弾道ミサイルを発射したが、その攻撃は「対イスラエルに限定されたものだ」と指摘。紅海については「これまでのところ比較的静かであり、今後もその状態が続く可能性が高い」との見方を示した。

原題:Bessent Says US to ‘Retake’ Hormuz Strait Control, Eyes Escorts(抜粋)

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