中国外務省が自民党の古屋圭司衆院議員に中国への入国を禁止するなどの制裁措置を発表したことをめぐり、尾崎官房副長官は30日、中国側に速やかに措置を撤回するよう求めたことを明らかにしました。

中国外務省はきょう、超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の会長を務める自民党の古屋圭司衆院議員に対し、▼中国国内にある不動産など財産の凍結や、▼入国禁止などの制裁措置を発表しました。

中国側は“古屋氏が中国側の強烈な反対にもかかわらず何度も台湾を訪問し、台湾独立勢力と結託した”などと主張しています。

これに対し尾崎副長官はきょう午後の会見で、「極めて遺憾だ」と述べ中国側に措置の撤回を求めたことを明らかにしました。

尾崎正直 官房副長官
「国民の代表たる国会議員の表現の自由は我が国の民主主義の根幹であり、尊重されるべきであると考えます。中国側に対して外交ルートで申し入れを行い、速やかに措置を撤回するよう求めたところであります」

また、尾崎副長官は「自らと異なる立場の者を威圧するかのような一方的措置をとることは断じて受け入れられない」と強調し、「日中関係の観点からも極めて遺憾」だと述べました。