(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、中東紛争の影響を見極めるに当たり、油断しないよう警告した。
ラガルド氏は英誌「エコノミスト」のインタビューで、エネルギーインフラの破壊に言及し、「われわれは現実的な衝撃に直面している。おそらく、現時点で想像し得る範囲を超えている」と述べた。
金融市場の反応について問われると、同氏は「おそらく市場は過度に楽観的だ。明るいシナリオが現実となり、比較的短期間で正常に戻るとの期待を込めて、楽観的であり続けようとしているのかもしれない」との認識を示した。
さらに、「生産能力や採掘、精製、流通といった点について、技術的な専門家が示している見方とは一致しない。すでに相当な損害が生じており、数カ月で復旧することは不可能だ」と付け加えた。
ラガルド氏は「実際、多くの人が数年間という話をしている」として、「これまでの経験からすると、事実関係が明らかになり、サプライチェーンへの影響や一部製造業にとって欠かせない原材料の種類などを精査するなかで、実際の影響は徐々に明らかになっていくだろう」と述べた。
原題:Lagarde Says Markets Maybe Overly Optimistic on Iran: Economist
(抜粋)
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