24日の米国株式市場で、人工知能(AI)脅威論によるソフトウエア銘柄への売りが再燃した。アマゾン・ドット・コムのクラウド事業であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が営業や事業開発部門の業務を自動化するAIツールを開発しているとのジ・インフォメーションの報道が嫌気されている。

インフォメーションによると、AWSは最近数百人規模の人員削減を行った営業や事業開発などの部門で、業務を自動化するAIの開発を進めている。

AWSは営業担当者が顧客からの技術的な質問に迅速に回答できるよう支援するAIエージェントを開発しており、それがサイバーセキュリティーやサーバーネットワークなどの分野に精通した技術スペシャリスト数千人分の業務の一部を担うという。

iシェアーズ拡大テック・ソフトウエア・セクター上場投資信託(ETF)は一時4.4%下落し、1カ月ぶりの大幅安となった。

個別銘柄では、ユーアイパス、ハブスポットが約9%下落しているほか、タスク管理ツール「トレロ」を提供するアトラシアンも一時9.5%安となった。

ソフトウエア銘柄は今年に入り急落。アンソロピックなど新興企業による新型AIツールの投入を受け、事業モデルが脅かされるとの懸念が強まっている。

iシェアーズ拡大テック・ソフトウエア・セクターETFは年初来で23%下落し、四半期としては2008年以来の大幅な下げを記録する見通しだ。

アンソロピックは23日遅く、同社のAI「Claude(クロード)」を使って、ブラウザー操作やスプレッドシート入力などのコンピューター操作をできるようになったと明らかにした。

さらにアレス・マネジメントやアポロ・グローバル・マネジメントがプライベートクレジットファンドからの資金引き出しを制限していることも懸念を強めた。背景には、ソフトウエア企業などAIの影響を受けやすい企業向けの融資に対する不安から、解約請求が増加していることがある。

原題:Software Stocks Drop on Report Amazon Is Developing New AI Tools(抜粋)

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