(ブルームバーグ):アクティビスト(物言う株主)として知られる米エリオット・インベストメント・マネジメントは、半導体設計支援のソフトウエアを手がける米シノプシスに数十億ドル規模の投資を行い、同社に変革を求める方針だ。非公開協議だとして関係者が匿名を条件に明らかにした。
エリオットのマネジングパートナー、ジェシー・コーン氏は電子メールで、シノプシスは世界の半導体産業に不可欠な存在だと強調。また、人工知能(AI)の進展が半導体の複雑さや資本投資に変化をもたらす中で、シノプシスはその恩恵を受ける独自の立ち位置にいると指摘した。
コーン氏はシノプシスの「プラットフォームが持つ不可欠性と、こうした構造的な追い風を踏まえれば、シノプシスの財務パフォーマンスが提供価値をより十分に反映する明確な機会があると考える」とコメント。
エリオットはシノプシスに「建設的に関与し、事業運営の実行力や収益性、マネタイズ(収益化)を、その潜在力と半導体エコシステム(生態系)における重要性に見合う形で整合させたい」と同氏は表明した。
シノプシスは個別の株主との具体的な対話についてはコメントしないと電子メールで説明した上で、同社の「取締役会および経営陣は、さまざまな課題について株主と定期的に対話しており、その意見を重視している」と付け加えた。
原題:Elliott Said to Take Multibillion-Dollar Stake in Synopsys (2)(抜粋)
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