米投資会社ブラックストーンの主力プライベートクレジットファンドが約3年半ぶりに月次ベースで損失を計上した。プライベートクレジット市場でパフォーマンスの弱まりを示す、これまでで最も明確な兆候の一つとなった。

同社ウェブサイトによれば、運用資産830億ドル(約13兆2000億円)の「BCRED」は、2月の運用成績がマイナス0.4%となった。月次での値下がりは2022年9月以来。25年はプラス8%を記録していた。

ブルームバーグが確認した金融アドバイザー向けメッセージによると、ブラックストーンは投資家に対し、2月の損失は公開市場およびプライベート市場全体でのスプレッド拡大に加え、米ソフトウエア企業メダリアなど個別銘柄の未実現評価損を反映したものだと説明した。

このメッセージは英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が先に報じていた。ブラックストーンはまた、BCREDが2月にレバレッジドローン市場を約0.4ポイント上回る成績となり、年初来では1ポイント上回っていると指摘。これがボラティリティーの高い市場環境におけるプライベートクレジットの利点だと主張した。

同社の広報担当者は電子メールで、「BCREDは投資家に対して引き続き力強いパフォーマンスを提供している」とコメントした。BCREDは21年1月に設定された。

原題:Blackstone Private Credit Fund Has First Monthly Loss Since 2022(抜粋)

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