(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)のマイラン元理事が、ヘッジファンド運営会社ハドソン・ベイ・キャピタル・マネジメントにシニアストラテジストとして復帰する。
マイラン氏はハドソン・ベイ(運用資産額220億ドル=約3兆5200億円)に当初在籍していた際、関税など経済措置を用いて国際貿易における米国の地位を強化する提案、いわゆる「マールアラーゴ合意」の裏付けとなる考え方を提唱した論文「国際貿易システム再構築のユーザーガイド(原題、2024年11月公表)」を執筆した。
その後トランプ政権2期目で、ホワイトハウスの要職、大統領経済諮問委員会(CEA)委員長に就任するため、同社を退職していた。
CEA委員長を務めていたマイラン氏は、トランプ大統領の指名を受け、退任したクーグラー氏の後任として昨年9月にFRB理事に就任したが、ウォーシュFRB議長の就任に合わせ5月に辞任した。
マイラン氏はハドソン・ベイで、クリントン民主党政権でCEAシニアエコノミストを務め、2008年の世界金融危機を予見したことでも知られる著名経済学者ヌリエル・ルービニ氏と仕事をすることになる。
サンダー・ガーバー最高経営責任者(CEO)は「今日の市場環境は地政学的動向にますます左右されるようになっており、スティーブ(マイラン氏)の復帰は当社の投資チームを一層強化することになる」と発表資料でコメントした。

原題:Former Fed Governor Stephen Miran Rejoins Hedge Fund Hudson Bay(抜粋)
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