(ブルームバーグ):米銀ゴールドマン・サックス・グループは、最高財務責任者(CFO)や辞任する法務責任者ら幹部の報酬を引き上げた。2025年の株価が好調だったことを踏まえた。
20日に提出された委任状資料によると、同行はジョン・ウォルドロン社長の25年の報酬パッケージを4500万ドル(約72億円)とし、前年から18%増やした。

将来的に最高経営責任者(CEO)候補の最有力と広く見られているウォルドロン氏の報酬は、ウォール街の銀行CEOの大半を上回る水準となっている。
デニス・コールマンCFOと、ワシントンでの渉外役であるジョン・ロジャース上級副社長の報酬も、それぞれ15%増の3100万ドルと1850万ドルに引き上げられた。
ゴールドマンはまた、米司法省がジェフリー・エプスタイン元被告との数千件に及ぶ電子メールを公開した後に辞任を表明した法務責任者キャスリン・ルームラー氏の報酬も11%引き上げた。
同氏は、米司法省が新たに公開した文書で、性犯罪で起訴され勾留中に死亡した元被告との近い関係が詳細に示されていた。
ゴールドマンは昨年、記録的なトレーディング・銀行業収入に支えられて好調な業績を残し、株価も競合行の多くを上回って上昇した。一方で、人工知能(AI)の活用によるコストカットを進める中で、人員削減や運営コストの圧縮も検討している。
デービッド・ソロモンCEOは同日先に公表した株主宛て書簡で、短期的に財務目標を上回る業績を達成できるとの自信を示した。同CEOの25年報酬は前年比21%増の4700万ドルと、過去最高になったと今年1月に発表された。
原題:Goldman Hikes Pay for Senior Executives and Departing Top Lawyer(抜粋)
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