(ブルームバーグ):18日の米金融市場で、金スポット価格が6営業日続落している。2024年終盤以来の長期下落局面だ。エネルギー価格が急上昇しているほか、この日発表された米生産者物価指数(PPI)が予想外に加速したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内の利下げを見送るとの観測が強まった。
スポット価格は一時3.4%下げ、この1カ月余りの最安値を付けた。
INGバンクの商品ストラテジスト、エワ・マンティー氏は「クロスアセット(資産間)のポジション調整のようだ」と指摘。「原油が供給リスクに反応している一方、金の下落は利益確定売りの可能性がある。ドルと実質金利が上昇する中で、広範囲に売られているようだ」と述べた。
PPIの伸び加速と原油高を受け、市場はFRBによる年内1回の利下げすら完全には織り込んでいない。利息を生まない金は通常、金利が低下する環境下で投資妙味が増すため、現在の状況は金にとって逆風となる。
原題:Gold Tumbles as Soaring Energy Prices Dash Fed Rate Cut Hopes(抜粋)
--取材協力:Preeti Soni.
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