(ブルームバーグ):大手金融各社から20億ポンド(約4250億円)以上を借り入れ、破綻した英国の住宅ローン会社マーケット・ファイナンシャル・ソリューションズ(MFS)の創業者でオーナーのパレシュ・ラジャ氏に対し、資産凍結命令が下された。
MFSの破産手続きを監督するため、債権者が任命した破産処理会社アリックス・パートナーズの広報によると、ロンドンとドバイの裁判所がこの命令を認めた。
ロンドン拠点のMFSは、英銀バークレイズや米オルタナティブ投資会社アポロ・グローバル・マネジメント傘下のアトラスSPパートナーズなど、ウォール街の銀行や投資会社から資金を借り入れていた。同社は、不正行為の疑惑が浮上する中、2月25日に破綻した。債権者らはその後、少なくとも13億ポンドの損失を被る可能性があると主張している。
アリックス・パートナーズの広報は、「MFSとパレシュ・ラジャ氏の業務と事情について、2週間にわたる徹底的な分析と調査を経て、これらの申請が認められたことを歓迎する。これは極めて複雑な状況下における重要かつ意義深い一歩で、MFSやその関連会社の全債権者にとって最善の結果を追求し続ける上で、裁判所の支援は不可欠だ」とのコメントを発表した。
ラジャ氏の広報はコメントを控えた。また、ロンドンの裁判所は、資産凍結命令に関する問い合わせのメールに対し回答しなかった。資産凍結命令については、英紙フィナンシャル・タイムズが最初に報じた。
原題:MFS Owner Raja Hit With Worldwide Asset Freeze After Collapse(抜粋)
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