きょうは、大企業が労働組合に対し一斉に賃上げなどの回答を行う、春闘の「集中回答日」。イランをめぐる情勢が不透明な中ですが、「満額回答」が相次いでいます。中継です。

1時間ほど前から回答が出てきていますが、ことしも大幅な賃上げが相次いでいます。このタイミングで、イラン情勢の影響は限定的となっています。

▼三菱電機は、月額1万8000円のベースアップで昇給と合わせて7%アップと過去最高に。▼トヨタ自動車は、6年連続の満額回答となりました。

ことしの焦点は、物価上昇を上回る賃上げの実現ができるかどうかです。

実質賃金は長くマイナスが続きましたが、1月分で見るとプラスに転換しました。ガソリンの暫定税率廃止などにより物価上昇が抑えられたことが大きな要因ですが、その元と言えるエネルギー価格が、中東情勢で上昇しています。

再び物価が高騰すれば、明るい兆しとなった実質賃金のプラスは霞んでしまいますし、景気が減速すれば、ボーナスによる調整などに影響が出かねません。

また、より影響の大きい、中小企業の賃上げの勢いにも水を差しかねず、“経済の好循環”の先行きへの警戒感も聞かれ始めています。