ベッセント米財務長官と中国の何立峰副首相は15日、パリで開いた閣僚級貿易協議で、農業と重要鉱物、管理貿易の合意可能な分野について話し合いを行った。関係者2人から情報を引用し、ロイター通信が伝えた。

ロイターによれば、トランプ大統領訪中で実現可能な「成果」に道筋をつけることを目指す今回の協議を通じて、中国側は家禽(かきん)類や牛肉、大豆以外の畑作物など、米国産農産品の追加購入を受け入れる用意を示唆した。

ロイターによると、二国間の貿易・投資管理に資する正式な枠組み創設も協議された。トランプ大統領と習近平国家主席との首脳会談で検討される可能性があり、提案された米中の「貿易委員会」および「投資委員会」に関する実務協議が16日に開かれる見通しという。

米国側は、中国産重要鉱物の米企業への供給についても取り上げ、超伝導体やレーザーに用いられるイットリウムを米航空宇宙業界が中国から調達できない現状に懸念を示したほか、 ボーイングのジェット旅客機および米国産石炭、石油、天然ガスの購入拡大を強く要望したとロイターは報じた。

米財務省および米通商代表部(USTR)の報道官は、ロイターの取材に対し、米中協議に関するコメントを控えた。

原題:US, China Discussed Managed Trade, Agriculture in Paris: Reuters(抜粋)

(重要鉱物に関する協議内容などを追加して更新します)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.