(ブルームバーグ):米投資運用サービス大手のブラックロックは13日、東京証券取引所に日本の社債を主要投資対象とするETF(上場投資信託)を上場した。金利正常化を背景に個人投資家の社債への関心が高まる中、安定した利回りを確保したいというニーズに応える。
同社によると、円建て社債を主要投資対象とするアクティブETFは世界初という。主な投資対象はA格以上の日本企業が発行する社債。国内の金利水準が上昇する中、高格付けの社債でも国債を上回る利回りが期待できる環境が整ってきているとみている。
ブルームバーグの集計によると、2025年に日本企業が発行した個人向け社債は過去最高だった前の年を上回った。債券市場では社債の値決め基準となる国債利回りが上昇し、社債への投資妙味が増している。
ただ、個人向け社債は最低投資金額が大きかったり、取扱銘柄数が限られていたりするなど、必ずしも身近な投資対象ではなかった。ブラックロックでは、ETFとして展開することで、個人投資家による国内社債市場へのアクセスを広げたい考えだ。
ブラックロック・ジャパンの番場悠・運用部門長は同日、記者団の取材に応じ、「安定的なインカムを生み出すというのが債券の大きな意義の一つで、ポートフォリオ全体の安定材料になる」と語った。
--取材協力:田村康剛.
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