一部地域ではすでに1リットル200円超 利用客からは悲鳴
なぜ、各地のガソリンスタンドで大幅な値上がりが起きているのでしょうか?
石油元売り最大手のENEOSは、ガソリンの卸値を「1リットルあたり26円値上げする」と系列の給油所に通知していました。

中和石油 小原隆宏 取締役本部長
「26円仕入れが上がったんですけど、2円60銭、消費税がある。2円分だけ足させて28円にしている」
政府は、国民の負担を軽減するため、3月19日の出荷分からガソリン補助金の導入を決定。
ガソリン価格が170円を超えた分については全額補助する方針です。

ただ、すでに200円を超えたところもあります。
石川県珠洲市にあるガソリンスタンドでは、1リットル29円上がり201円に跳ね上がりました。
利用客
「どうしようもない、トランプが悪いでしょ。あんなことするから」
利用客
「腰が不自由だからこれ(車)なかったらどこにもいけません。でもきつくても仕方ない」
奥能登地区は輸送コストがかかるため、燃料価格がもともと高い地域です。その中での値上げに販売店は。
協和石油販売 能登地区総括 須藤一彦さん
「去年の11月から国の補助金で燃料価格も落ち着いてきたが、本当に一気に上がって、うちとしては申し訳ない気持ちはありますけど」
というのも、能登半島地震と豪雨に見舞われた被災地ではいまも復興の途中です。

協和石油販売 能登地区総括 須藤一彦さん
「珠洲はまだ地震の復興関係の業者の方がたくさん来店していただいていますし、私たちの使命としては油を切らさないというのが一番。それだけはないようにしていきたいなと」
しかし、石油をめぐる状況は、さらに厳しさを増しています。