原油価格の高騰への懸念が広がる中、ホルムズ海峡の封鎖を宣言するイランの革命防衛隊は「1バレル=200ドルとなるのを覚悟しろ」と警告しました。
イランメディアによりますと、「革命防衛隊」の報道官は11日、「アメリカとその同盟国の利益になる石油は、たとえ1リットルであってもホルムズ海峡を通過させない」と主張しました。そのうえで、原油価格が「1バレル=200ドルとなるのを覚悟をしろ」と警告しました。
イラン情勢の緊迫化を受けて、原油先物価格は一時1バレルあたり120ドル近くまで上昇しました。
また、革命防衛隊はイラン国内の銀行を攻撃されたとして、「中東地域でアメリカとイスラエルが関わる経済拠点や銀行を標的にする」と表明しました。
ロイター通信によりますと、これを受けてUAE=アラブ首長国連邦のドバイやカタールでは、アメリカのシティグループなど複数の金融機関で職員を避難させたり、支店を一時、閉鎖させたりする動きが出ているということです。
こうした中、アメリカとイスラエルの攻撃により死亡したイラン軍幹部らの葬儀が11日、イランの首都テヘランで行われました。中心部にある広場には大勢の市民らが集まり、祈りを捧げました。
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