岸田総理は、「政治とカネ」の問題が相次いでいる秋葉復興大臣について、早ければ年内にも交代させる方向で調整に入りました。
秋葉大臣をめぐっては、政治資金をめぐる問題などが相次いで明らかになっていて、来月下旬に招集される通常国会で野党からの追及が想定されるため、政府・与党内からは早期の辞任論が浮上していました。
岸田総理周辺は「通常国会前にはいろいろすっきりさせたい」と話していて、秋葉大臣を早ければ年内にも交代させる方向で調整に入ったということです。
岸田総理
「今言えることは、来年の通常国会に向けてしっかり準備を進めていかなければならないということ、それに尽きると思う」
岸田総理は先ほど、秋葉大臣の交代の可能性について記者団から問われると、「通常国会に向け、しっかり準備を進めていかなければいけない」と否定しませんでした。
また、体調が不安視されている谷防災担当大臣や過去の差別的発言で批判を浴びている杉田総務政務官についても交代論が浮上しています。
先週金曜日に「近々、一部閣僚の交代や内閣改造があるのではないか」と記者団に問われたときには「私は考えていない」と答えていました。
外国人政策に関する関係閣僚会議 11月4日にも初会合を行う方向 在留資格見直しなど指示される方向で調整