米衣料大手ギャップの2025年11-26年1月(第4四半期)売上高と利益は、市場予想をわずかに下回った。傘下ブランド「オールドネイビー」と女性向けスポーツウエアを展開する「アスレタ」の不振が響いた。

5日の発表によると、売上高は42億ドル(約6620億円)。オールドネイビー、アスレタの両ブランドとも、既存店売上高が予想に届かなかった。一方で「Gap」と「バナナリパブリック」は予想を上回った。

ギャップの株価は同日の時間外取引で一時10%余り下落し、年初来の上昇分を帳消しにするペースとなった。

決算は、リチャード・ディクソン最高経営責任者(CEO)が目指すアスレタ再生の達成にさらなる時間が必要な状況を示した。同ブランドは消費者に響かず、市場の激しい競争にさらされている。アスレタの売上高トレンドには「失望させられている」と、ディクソン氏は5日のインタビューで述べた。

グローバルデータのマネジングディレクター、ニール・サンダース氏は顧客向けリポートで、アスレタについて、「激戦市場で特徴に乏しいことが厳しい評価を受けている」とし、「明確なデザインやコンセプトがないようだ」と指摘した。

一方で、ギャップ全体の回復は「定着しつつある」との見方も示した。既存店売上高は8四半期連続で伸びたほか、今年度の利益見通しは市場予想を上回った。売上高の予想レンジは市場見通しにほぼ一致した。

ディクソン氏は5日の決算説明会で、「根本的な課題の多くは修復中だ」とし、アスレタでは新CEOマギー・ガウジャー氏が売上高回復に取り組んでいると述べた。

原題:Gap Misses Expectations After Old Navy, Athleta Fall Short (1)(抜粋)

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