(ブルームバーグ):トランプ米大統領は5日、ノーム国土安全保障長官を更迭し、後任にマークウェイン・マリン上院議員(共和、オクラホマ州選出)を起用すると発表した。ここ数カ月にわたる一連の問題を受けた動きだという。
トランプ氏はソーシャルメディアで、今回の人事は3月31日付で実施されると明らかにした。ノーム氏は西半球担当の特使に就くという。第2次トランプ政権で閣僚が交代するのは今回が初めて。
ノーム氏は今週、議会公聴会で与野党双方から批判を受けていた。事情に詳しい関係者によると、トランプ氏は、公聴会でノーム氏が約2億ドルの広告キャンペーンは大統領の承認を得ていると説明した点に不満を示した。
不法移民の自発的な出国を促すための同広告でノーム氏は、出国しない者は身柄を拘束され、二度と米国への入国が許されないとし、「今すぐ立ち去れ。さもなくばわれわれが見つけ出し、強制送還する」と警告していた。
ノーム氏は第2次トランプ政権で忠実な側近だったが、失策が続き、政権は批判的な報道にさらされた。例えば、ノーム氏は、ミネソタ州ミネアポリスで移民捜査官が射殺した2人の市民を「国内テロリスト」と表現。この発言は証拠に基づかないとして批判を浴びた。
原題:Trump Leaning Toward Removing Noem as Homeland Security Chief(抜粋)
--取材協力:Kate Sullivan、Angelica Franganillo Diaz.
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