(ブルームバーグ):人工知能(AI)開発を手がけるスタートアップ、米アンソロピックはAIモデルの米軍による利用方法を巡り、国防総省との協議を再開した。事情に詳しい関係者が明らかにした。シリコンバレーをくぎ付けにしてきた対立が解消に向かう可能性が浮上している。
ダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)は、国防総省による同社AIへのアクセスを規定する契約締結に向け交渉していた。だが、自社のAIが米国民に対する大規模監視や自律型兵器配備に使用されない保証をアンソロピックが求めたことから、協議は先週決裂した。
ヘグセス国防長官はその後、アンソロピックをサプライチェーン上のリスクに指定した。これは通常、米国の敵対国に用いられる分類だ。
関係者によると、アンソロピックと国防総省の話し合いはその後再開された。双方が新たな合意に達すれば、米軍はアンソロピックのAI利用を再開できるほか、国防総省が同社を正式にリスク指定する可能性が低下する可能性もある。
アンソロピックはコメントを控えた。国防総省の報道官は通常の業務時間外に行われたコメント要請に直ちには応じなかった。交渉再開については英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が先に報じていた。
原題:Anthropic Reopens Talks with Pentagon After Feud Over AI Safety(抜粋)
--取材協力:Katrina Manson、Emily Birnbaum、Mayumi Negishi.
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