(ブルームバーグ):米アップルは、599ドル(約9万4000円)の「MacBook Neo」を発表した。低価格帯ノートパソコン分野では、これまでで最も踏み込んだ攻勢をかけ、価格に敏感な消費者層を取り込み、Windows搭載パソコンやChromebookに対抗する狙いだ。
MacBook Neoは、アップルがこれまで販売してきた現行世代のノートパソコンより400ドル安く、現在1099ドルのMacBook Airを大きく下回る価格設定となる。色はシトラス、シルバー、インディゴ、ブラッシュの4色を用意し、学生だけでなく一般消費者にも訴求できる可能性がある。

画面サイズは13インチで、アップルのノートパソコンとしてはこれまでで最小クラスの一つとなる。特筆すべき点は、NeoがiPhone向けのA18 Proチップを採用していることだ。スマートフォン用プロセッサーをMacに搭載するのは今回が初めてとなる。
今回の投入は、低価格帯のノートパソコンを発売することに長年慎重だったアップルにとって大きな転換点だ。だが、iPhone向けプロセッサーの高速化により、性能を大きく損なうことなく価格を大幅に引き下げることが可能になった。
アップルのハードウエアエンジニアリング責任者のジョン・ターナス氏は声明で、MacBook Neoについて「より多くの人にとって、より手頃な価格となるようゼロから設計した」と述べた。
基本モデルは256ギガバイトのストレージを搭載。699ドルの上位モデルは容量を2倍に増やし、ログインや決済承認に使えるタッチIDを追加する。
アップルは4日に予約受け付けを開始し、初回出荷および店頭販売は3月11日としている。日本でも予約注文を受け付けており、発売は11日。販売価格は9万9800円からとなっている。
原題:Apple Launches $599 MacBook Neo, Threatening Windows PC Market
(抜粋)
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