中国のスマートフォンメーカー、オナー・デバイス(栄耀終端)は1日、ヒト型ロボットとロボットフォンと呼ぶ端末を披露した。同社は人工知能(AI)主導のハードウエア企業への進化を目指している。

同社はスペインでのモバイル関連見本市「MWCバルセロナ2026」開幕前夜のイベントで、同社初のヒト型ロボットを遠隔操作し、ジェスチャーやポーズをさせてみせた。

Photographer: Angel Garcia/Bloomberg

深圳に本社を置くオナーは2020年に華為技術(ファーウェイ)から分社化。当初は低価格ブランドを展開していたが、その後は高価格帯端末や折り畳み型スマホなども投入した。

同社は昨年、AIデバイスの開発に5年間で100億ドル(約1兆5700億円)を投じると表明していた。

オナーによれば、設計はAIにより人間に近い形態を持たせ、表現力を高めるよう訓練することを狙いとしている

オナーはロボットの仕様や価格、生産計画の詳細を開示していない。同社は、このロボットを顧客サービス業務に投入する方針だとしている。

オナーロボットフォン

オナーはまた、「オナーロボットフォン」と呼ぶスマホのデモンストレーションも行った。この端末は2026年後半に中国で発売される予定。

端末上部に取り付けられた可動アームに搭載された2億画素のカメラがいわば「ロボット」として機能し、ユーザーとジェスチャーでやり取りできるほか、高品質な映像撮影が可能だ。

高度なジンバルシステムとマイクロモーターを搭載

カメラは音楽再生に合わせて動き、うなずきや首振りに似た反応を示すほか、クリエーティブな動画撮影のための高度なスタビライザーとして機能する。

デモンストレーションでは、手持ち撮影では難しい安定したシネマティックなパン撮影を行う様子が紹介された。オナーは価格の詳細を明らかにしていない。

原題:China’s Honor Shows Humanoid and Robot Phone Demo in AI Pivot(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.