欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ナーゲル・ドイツ連邦銀行(中銀)総裁は1日、「ドルのセーフヘイブン(安全な避難先)としての地位に対する疑念が強まっている」との考えを示し、「国際投資家の信認低下が続く可能性があるため、当面はドルの弱さが続く見通し」だと語った。

ナーゲル氏は独バーデンバーデンで起業家らに向け講演し、昨年3月以降のユーロ高がユーロ圏の成長とインフレ動向の双方に影響を及ぼしていると指摘した。

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ECB当局者の大半は、最近のユーロ高が消費者物価の動向を下押しするリスクについてそれほど問題視していない。ナーゲル氏は、現在の「ユーロ圏インフレ情勢は総じて良好」だと強調。

ECBが会合ごとに判断するアプローチを改めて支持した上で、現状は良好な立ち位置にあると述べ、「同時に、必要となれば金融政策スタンスをどんな方向にも調整する用意がある」と説明した。

原題:ECB’s Nagel Says Doubts on Dollar’s Haven Status Have Risen(抜粋)

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