アフガニスタンを実効支配するタリバン暫定政権と隣国パキスタンによる攻撃の応酬が激化する中、中国やロシアなどが事態の沈静化に向けて動いています。

両国の軍事衝突は26日夜に始まり、タリバン側がパキスタン兵50人以上を殺害したと主張した一方、パキスタンはタリバン戦闘員ら270人以上を殺害したと発表しています。

パキスタンが国内で相次ぐテロ事件をめぐり、アフガニスタンを拠点とする武装勢力への空爆を行ったことで、今回の大規模な衝突に発展しました。

こうした中、タリバン暫定政権の報道官は27日、「対話による解決を望んでいる」と述べました。

また、中国やロシアのほか、複数の周辺国が戦闘の停止などを両国に働きかけていますが、パキスタン側は強硬姿勢を崩しておらず、事態の沈静化につながるかは不透明な情勢です。