システム障害の影響で売り上げが落ち込んだアサヒビールは、4月に全ての商品の出荷が正常化するとの見通しを明らかにしました。
アサヒビール 松山一雄 社長
「サイバー攻撃の、この障害から戻っていく中で、復旧・復興・再始動を進め、『反転成長』の中で、さらに強いアサヒビールになっていきたい」
アサヒグループは去年9月、身代金要求型のサイバー攻撃を受け、システム障害が発生。去年1年間の「ビール類」の売り上げは、前の年と比べ4%減少しました。
今月に入り、物流体制は正常化しましたが、売り上げの大きい主力商品を優先して出荷しているため、全ての商品の出荷が通常に戻るのは、ことし4月になるということです。
こうしたなか、アサヒは新ブランドのビール「アサヒゴールド」をことし4月に発売すると発表しました。
当初は「ビール」が減税される10月の酒税改正に合わせて投入する予定でしたが、サイバー攻撃からの立て直しを加速させるため、発売時期を前倒ししたということです。
酒税改正を前に、競合他社が相次いで戦略を打ち出すなか、アサヒは「アサヒゴールド」をシステム障害からの復活を象徴する商品に位置づけたいとしています。
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