ウクライナでは、ロシアによる連日の攻撃に加え、厳しい寒さと電力不足が続いています。首都キーウから中継です。

ロシアによる全面侵攻から丸4年となる朝を迎えたキーウです。現在、気温は1℃と、最近にしては暖かく、数日前はここキーウでも氷点下12℃まで下がる日がありました。数十年に一度の厳しい冬を迎えていると言われています。

また、ウクライナではそうした記録的な寒さに加え、ロシア軍によるエネルギーインフラを狙った集中的な攻撃によって、深刻な電力危機が起きています。多くの市民が電気や暖房の使えない過酷な生活を強いられていて、キーウでも、ひどい地域では、1日19時間にもおよぶ停電が去年10月から続いているということです。

また、おとといにはロシア軍がおよそ300機のドローンと50発のミサイルを使って各地を攻撃し、18人が死傷しました。

自宅が破壊され、3歳の息子と一時、生き埋めになりながらも生き延びた男性が、取材に応じました。

ロシアによる攻撃の生存者
「崩れた壁が私の上にのしかかっていて、火が燃えていました。アドレナリンが湧き出て、なんとか壁をつかんだんです。私は、神よ、力を与えてくださいと叫びました。そして壁を押し出すことができた。そうでなければ私も息子も死んでいました。生きていることが奇跡です」

絶え間ない攻撃に加え、寒さや電力不足が国中を襲う中、人々からは「もうたくさんだ」「国民は疲弊しきっている」という声が聞かれました。

アメリカが仲介する和平交渉も大きな進展がないまま、戦争は5年目に入ります。耐え続けてきたウクライナ市民の心は、限界を迎えつつあります。