アメリカとウクライナの首脳会談を受け、ロシア大統領府の報道官は「事実上、アメリカはロシアと間接的な戦争を続ける方針を示した」と話すにとどまり、アメリカ側に自制を促しました。
ロシアのペスコフ大統領報道官は22日、「間接的な戦争」という言葉を使い、アメリカとロシアはまだ直接戦っていないとの認識を示したうえで、アメリカが自制し、現状を越える介入をしないよう牽制しました。
また、ゼレンスキー大統領のアメリカ訪問については「残念ながらロシアの懸念には耳を傾けようともしない」と話し、今後の侵攻への影響までは言及しませんでした。
このほか、アメリカの地対空ミサイル「パトリオット」がウクライナに供与されれば「ロシア軍の正当な標的になる」としています。
こうしたなか、EUも来年2月本部があるブリュッセルにゼレンスキー氏を招き、首脳会議を行うとしています。

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