(ブルームバーグ):米国で住宅のフォーダビリティー(手頃さ)が緩やかに改善する中、住宅ローン金利が2022年9月以来の低水準に低下した。
フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の19日の発表によると、30年物固定金利が平均で6.01%となり、前週の6.09%から低下した。前年同期は6.85%だった。
長年にわたる高金利が重しとなってきた米住宅市場は、所得の伸びと借り入れコストの低下を背景に改善の兆しを見せている。オンライン住宅仲介会社レッドフィンによると、米住宅価格(中央値)は過去10カ月にわたり年率2%弱の上昇となっていたが、1月の上昇率は1.1%にとどまった。コロナ禍後の購入ブームで見られた2桁台の上昇とは対照的だ。
レッドフィンのシニアエコノミスト、アサド・カーン氏は「住宅価格が長期間にわたり急速に上昇してきたため、多くの買い手が市場から締め出され、それが足元の価格上昇の鈍化につながっている」とした上で、「売り出し物件の数が買い手よりはるかに多く、市場に残る買い手は価格交渉の主導権を握っている。これが価格上昇を抑制する要因となっている」と分析する。
現時点で需要は極めて低い水準にある。全米不動産業者協会(NAR)によると、1月の米中古住宅販売成約指数は過去最低水準に落ち込んだ。
原題:US Mortgage Rates Fall to Lowest Level in More Than Three Years(抜粋)
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