19日の欧州債券市場では、ユーロ圏国債が軒並み下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がタカ派的な内容だったことで、世界的なインフレリスクが意識された。

ドイツ債利回りは各年限で小幅に上昇。原油価格が2%上昇し、ドイツのブレーク・イーブン・インフレ率が上昇した。

英国債はまちまち。イングランド銀行(英中央銀行)の利下げ期待が強まり、短期物の利回りを押し下げている。

株価は反落。前日に過去最高値を更新したストックス欧州600指数は0.5%安で引けた。地政学的なリスクに投資家の目が向かう一方で、エアバス、ルノーなどの企業が発表した決算も振るわなかった。

エアバスは6.8%安。主力のA320シリーズ向けエンジンが安定確保できず、生産と機体納入の足かせになっていると明らかにした。ルノーは低価格の電気自動車(EV)モデル投入で今年の利益率は低下する見込みだと発表し、3.1%下落した。

一方、ネスレは新たな最高経営責任者(CEO)の下で今年の売り上げの伸びが加速する見通しを示し、3.9%高。エールフランスKLMは12%高と急騰。市場予想を上回る決算を発表したほか、北米路線について楽観を維持したことが評価された。

2月19日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

原題:European Stocks Decline as Airbus, Renault Earnings Disappoint(抜粋)

Bunds Slip as Oil Rally Points to Price Risks: End-of-Day Curves(抜粋)

--取材協力:Sagarika Jaisinghani、Michael Msika.

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