(ブルームバーグ):米商務省は17日、日本が米国との昨年の貿易・経済合意に基づき計画している対米投資の「1号案件」について、ファクトシートを発表した。その内容の日本語訳は次の通り。
案件1:ポーツマス・パワード・ランド・プロジェクト
所在地:オハイオ州ポーツマス近郊
事業内容:天然ガス火力発電施設
事業費:330億ドル(約5兆700億円)
発電容量:9.2ギガワット — 世界最大級の天然ガス発電プロジェクト
運営主体:SBエナジー(ソフトバンクグループ傘下)
概要:同施設は、信頼性が高く大規模でディスパッチ(出力調整)可能な電力を供給できる統合プラットフォームの構築を目指す戦略的取り組みとなる。
案件2:大水深原油輸出ターミナル
所在地:テキサス州ブラゾリア郡およびアメリカ湾(メキシコ湾)
事業内容:大水深原油輸出ターミナル(テキサス・ガルフリンク)
事業費:21億ドル
運営主体:センチネル・ミッドストリーム
概要:この輸出ターミナルは米国にとって戦略的利益をもたらす案件となる。フル稼働時には、米国の原油輸出を年間200億-300億ドル押し上げる見込みで、20年間では4000億-6000億ドルに相当する。これにより米国の輸出は大幅に増加する見通しだ。米国の貿易収支の改善に加え、同ターミナルは米国のエネルギー支配力を拡大する。
案件3:高圧・高温合成ダイヤモンド砥粒(とりゅう)施設
所在地:ジョージア州
事業内容:高圧・高温合成ダイヤモンド砥粒施設
事業費:約6億ドル
運営主体:エレメントシックス
概要:ダイヤモンド砥粒、粉じん、粉末は、その卓越した硬度と耐摩耗性から米国の産業製造における重要な原材料で、米経済・国家安全保障にとって重要だ。ダイヤモンド砥粒は半導体、自動車、石油・ガス産業に不可欠となっている。
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