(ブルームバーグ):トランプ米大統領は12日、イランの核問題を巡る協議について、最長1カ月続く可能性があるとの見方を示した。
イランの核開発計画を後退させる外交合意を目指すトランプ氏は、協議はどのくらい続くかと記者団から問われ、「おそらく1カ月ほどだろう」と答え、「長引かせるべきではない。速やかにまとまるはずだ」と語った。また、合意に至らなかった場合、イランにとって「極めて深刻な事態」になると警告した。
トランプ氏は前日にホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談していた。会談でネタニヤフ氏は、イランの地域における軍事的影響力の大幅縮小を目指すようトランプ氏に働きかけた。
トランプ氏は会談について、「非常に良かった」と述べ、自身の意図をネタニヤフ氏は「理解している」と語った。また、ネタニヤフ氏はイランとの協議打ち切りを求めなかったと明らかにした。
一方、イスラエル首相府の発表によると、ネタニヤフ氏はトランプ氏との会談でイスラエルの安全保障上の必要性を強調し、両首脳は緊密な連携を継続することで一致した。
トランプ氏は、イラン政府によるデモ弾圧を受け、同国周辺に米軍の艦艇や戦闘機を展開したが、その後は核開発問題に焦点を移し、合意に至らなければ再び攻撃する可能性を示唆してきた。ただ、トランプ政権がイランに何を求めるのかについては、発言が一貫していない。先週オマーンでイランとの高官級協議が始まった後、トランプ氏は核問題のみを対象とする合意でも「受け入れ可能だ」と述べた。
原題:Trump Says He Sees Iran Talks Resolving ‘Over The Next Month’(抜粋)
--取材協力:Catherine Lucey、Dan Williams.
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