(ブルームバーグ):米半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズの株価が時間外取引で約10%上昇した。市場予想を上回る2-4月(第2四半期)の売上高見通しを受けた。人工知能(AI)やメモリー半導体向け需要が製造装置の購入を押し上げていることを示唆した。
12日の発表資料によると、2-4月の売上高予想は約76億5000万ドル(約1兆1700億円)。アナリスト予想平均は70億3000万ドルだった。一時項目を除く1株利益は約2.64ドルを見込み、予想の2.29ドルを上回った。
ゲーリー・ディッカーソン最高経営責任者(CEO)は発表資料で「業界におけるAIコンピューティング向け投資の加速」が業績を押し上げていると述べた。
同社は、半導体の最大市場である中国向けの輸出規制を背景とした減速から持ち直している。特にメモリー半導体製造装置の需要が明るい材料となりそうだ。サムスン電子やマイクロン・テクノロジーといった顧客企業が市場での供給不足に対応するため、生産能力を拡大している。
決算発表を受け、株価は時間外取引で一時365.79ドルまで上昇。12日終値(328.39ドル)時点では年初来28%上昇している。

ディッカーソン氏は、AIコンピューティングシステムで使用される高帯域幅メモリー(HBM)向け需要を主要な成長要因に挙げ、「当社の半導体製造装置事業は暦年ベースで20%超の成長を見込んでいる」と述べた。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)によると、DRAMの製造に使われるエッチング装置や成膜装置は、「AI向け半導体の顧客からの強い需要を背景に拡大する見通し」だという。
2025年11月-1月(第1四半期)の売上高は2%減の70億1000万ドルだったが、アナリスト予想の68億6000万ドルは上回った。1株利益は2.38ドルで、予想の2.21ドルを上回った。
原題:Applied Materials Soars After Sales Forecast Crushes Estimates(抜粋)
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