(ブルームバーグ):ドイツのルフトハンザ航空は、12日に予定していた800便近くを欠航とした。停滞している契約交渉への対応として、操縦士や客室乗務員が24時間のストライキを実施したことに伴う措置。
ストライキは現地時間12日午前0時1分に開始され、同午後11時59分まで継続される見通し。これにより、旅客便と貨物便の両方が運航停止を余儀なくされた。ミュンヘンでは世界の首脳が集まる安全保障会議が13日から開催される予定で、その前日にストライキが決行された格好だ。
ルフトハンザは、ストライキが顧客に「極めて大きな」打撃を与えたと非難。欠航はおよそ800便に上り、10万人前後の乗客に影響が出たと説明した。13日以降は概ね平常通りの運航を見込んでいるという。
同社の労使関係担当取締役、ミヒャエル・ニッゲマン氏は「必要なのは建設的な対話で、対立の激化ではない」と述べ、労組との協議を続ける用意は常にあると強調した。
広報担当者によると、ミュンヘン空港では予定されていた約920便のうち、およそ3分の1が欠航となった。
離発着便の数が欧州有数のフランクフルト空港では、運航は安定しており混乱は見られないと広報担当者は述べたが、欠航の詳細を明らかにすることは控えた。ルフトハンザは同空港にとって航空会社として最大のパートナー。
ルフトハンザは、乗客をグループ内の他社の便に振り替え、影響を抑えようとしていると説明した。ドイツ鉄道の切符と航空券を交換できるようにもして対応しているという。
原題:Lufthansa Cancels 800 Flights as Pilots, Crew Go on Strike (2)(抜粋)
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