金(ゴールド)価格は4日に続伸し、1オンス=5000ドルを再び上回った。過去最高値からの歴史的な急落を受けて買いが活発化した。

金は一時2.6%上昇と、前日の6%超の上昇に続き値を上げた。市場にリスク選好のムードが戻ったことやドルが下落したことが追い風となった。1月29日に付けた史上最高値から約10%下の水準にあるが、年初来では約17%上昇している。

4日には銀も続伸した。

TDセキュリティーズのシニア商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏はリポートで「貴金属市場での強制的な売却は、ひとまず一巡した可能性が高い」と指摘した。

ただ、「過去1週間の激しいボラティリティーは、個人投資家を様子見にとどめ、重要性を増してきた買い手の一角を市場から遠ざける可能性がある」と付け加えた。

貴金属は先月、投機的な勢い、地政学的な混乱、米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を巡る懸念に支えられて急騰したが、市場関係者の間では上昇幅が大き過ぎ、ペースも速過ぎるとの警告が出ていた。急騰は先週終盤に突然止まり、銀は1日として過去最大の下落を記録し、金は2013年以来の大幅安となった。

シンガポール時間4日午後0時40分時点で、金は2.5%高の1オンス=5072.52ドル。銀は3.3%高の87.99ドルとなった。

原題:Gold Rebounds Above $5,000 as Historic Retreat Tempts Dip Buyers(抜粋)

--取材協力:Yvonne Yue Li.

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